中国の銀行口座開設時に登録したパスポートが新しくなったら、どうすれば良いでしょうか。
ほったらかしにしておくと後々いろいろな問題が生じてくるので、きちんと手続きしておきましょう。
■ パスポート更新後の中国の銀行での手続き方法
中国で外国人が銀行口座を開設する場合、パスポートが必要です。身分証明としてだけでなく、パスポート番号や有効期限などを登録情報として使うため、パスポートの期限切れで更新した場合、口座に登録しているパスポート情報の変更をしなければなりません。
■ 事前に準備するもの:
- 新しいパスポート
- 旧パスポート
- 銀行のキャッシュカード
- 同一人物証明(必要ない場合も多い)
必要な物がそろっていれば、それほど難しいものではありません。たどたどしい中国語でもなんとかなるレベル。窓口で10分程度で終了します。
ただ、通常は新旧パスポートとキャッシュカードだけでOKなのですが、銀行によっては日本大使館や総領事館が発行する「同一人物証明」という証明書が求められる場合があります。これは古いパスポートと新しいパスポートの持ち主が同一人物であるという証明書です。
私の経験では、中国工商銀行ではこの同一人物証明を求められましたが、招商銀行では求められませんでした。私は古いパスポートを持っていましたが、もしすでに捨ててしまって無いという方も、多分この証明書を求められると思います。この証明書を申請するのには2日間かかり、2回も大使館または総領事館に行かねばならないので大変です。古いパスポートがあってもこの証明を求められる場合もありますが、できるだけ面倒は避けられるように、古いパスポートは必ずとっておくようにしましょう!