中国のApp Storeはやめておけ!日本のApp Storeとの違い

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7月末に出た中国のApp StoreからVPNアプリが削除された!というニュース。

VPNは研究者やIT技術者たち、外資系企業で働く人たちの仕事上のツールとしてだけでなく、検閲回避ツールとしても人気でしたが、どんどんと道が閉ざされていっています。ロシアでも今年の11月1日からVPNを禁止し、2018年3月1日からチャットサービスの携帯番号連係を義務付けるということになったようです。表向きは「過激派の思想の拡散を防ぐ目的」だと言っていますが、本音は政府に反対するような発言がしにくくなるように、ということなんだろうと思います。

自由なビジネスよりも利益をとったApple

さて、Appleは現在中国にデーターセンターを開設する準備をしています。これが意味するところは、中国のAppleユーザーのデーターは中国政府が管理できるようになるということです。Appleにとって中国は米、欧州に次ぐ非常に重要な市場ですから、シェアを伸ばすために中国政府との良好な関係を築こうと必死になっています。

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Appleは2015年12月にFBIの捜査協力を拒否しており、その毅然とした態度が非常に格好良く、賞賛を浴びました。参考:【全文訳】アップル、FBIの捜査協力要求を拒絶!クックCEOがメッセージを公開!

しかし今回は残念ながら利益の方をとったようです。

中国のApp Storeではなく日本のApp Storeを使おう!

普通に日本に住んでいる人には当たり前の事かもしれませんが、中国に長期滞在している人のなかには、中国の銀行カードで中国版のAppleユーザー登録をしている方もいます。この中国版のApp Storeやicloudはグローバル版とは別物と考えたほうが良いです。ネット政策がどんどん厳しくなっている中国で、自分の大事のデーターを中国のデータセンターに保存され、監視されるのは大丈夫でしょうか?中国においては、日本のApp Storeアカウントを使うのが今のところ最も安全で、安心できる使い方ではないでしょうか。

Googleが中国で使えないのは企業理念を貫いたから

Google社は今回のApple社の方針とは反対の方向を貫いており、中国の巨大利益を断念して、自由の信念のもとに中国市場から撤退したことは企業として非常に大きな決断であり、尊敬するべきことです。

Apple社はAppStoreの他に、iCloud Mailも提供しています。今後中国にデータセンターを置くことによって、メールの安全性も心配になるため、iCloud MailよりGmailを強くお勧めします。ただ、Gmailだともちろん中国では使えないので、VPNが必要にはなります。それでも私としては、ChromeやGmail、Google Driveをこれからも使っていきたいし、皆さんにもお勧めしたいです。