最近ASUS C201PA-DS02という機種のChromebookを購入しました。
そこで中国在住者がどこでどうやってChromebookを買うか、その方法についてご紹介します。
■米国、日本、中国、どこでChromebookを買うか
現在Chromebookの主な市場はアメリカです。アメリカで売っているChromebookは機種が多く、価格も安いです。
日本でももちろん日本版のChromebookを手に入れることができますが、選べる機種が少なく、アメリカよりも値段が高いです。機種によってはなんと2倍に近い値段のものもあります。
日本で購入すると一番安い機種でも2万6千円〜という感じですが、私が買ったのは本体価格179ドル(1万8千円程度)です。
では中国ではどうかというと、普通の正規のお店ではChromebookは売っていません。なぜならGoogleのサービス自体が中国大陸ではブロックされていて使えないためです。そもそも一部のITに詳しい中国人を除き、一般の中国人はChromebookの存在すら知りません。
ということで、一番のおすすめはアメリカのAmazon.comで購入することです。
■どうやってChromebookを買うか
では中国にいる場合、どうやって購入すれば良いでしょうか。アメリカのAmazon.comで購入すると言っても、日本のAmazonのアカウントしか持っていないよ〜、という方でも大丈夫。日本のAmazon.co.jpのアカウントでログインして、ホームの一番下あたりの国名が並んでいるところをクリックすれば、アメリカのページに移動して購入できます。
■配送はどうするか
でも購入後、配送はどうしたら良いでしょうか。アメリカのAmazon.comで購入しても、海外輸送はしてくれないところがほとんどで、アメリカの住所までしか届きません。
米国に親戚や友人がいればいいですが、いない場合は転送会社を使って中国に配達してもらうという方法があります。転送会社に手数料を払っても、日本で買うより安いです。転送会社に登録して、転送会社が指定するアメリカの住所までAmazonに配達してもらい、その後転送会社によって中国まで輸送してもらいます。
いま転送業界の競争は非常に激しいので、それほど高い手数料はかかりません。
今回私がChromebook購入のために転送会社支払った料金は、送料+手数料で200元くらいでした。
■転送会社の利用方法と購入の流れ
まず商品を購入する前に転送会社に登録しておく必要があります。転送会社は大量にあってどこを選ぶか非常に迷います。転送会社については私はあまり詳しくなく、今回はとりあえず中国の斑马物联公司(http://www.360zebra.com/)を使いましたが、アメリカから中国へ配達してくれる日系の転送会社ってないんでしょうか?日系の転送会社の方が信頼できるし、日本語も通じるので、知っている方がいればぜひ教えていただきたいです。
さて、転送会社に登録できたらamazon.comで商品を注文し、住所欄に転送会社が指定する住所を記入して、Amazonにその住所まで配達してもらいます。Amazonが発送準備をしている間に、転送会社にどんな商品を買ったかを連絡し、転送会社へ料金を払います。発送方法はいくつかあって選べますが、それほど急いでいないのであればアメリカの郵便局の「Priority Mail International Parcels」が一番お薦めです。日本でいうSAL便のような感じです。
全ての購入手続きが終わったら、あとは待つだけ。約10日前後で中国の自分の住所まで届きます。
■税金を取られる覚悟が必要
ただし商品がアメリカから中国へ入る際、中国の税関で引っかかると税金を取られる可能性があります。取られるか取られないか、それは運次第。商品の種類や価値によって、税金の金額も変わります。たとえば海外でiPhoneを買って中国に配送した場合ほぼ100%、約400元ほどの税金を取られます。もし税金を取られることになった場合、中国郵政から電話がかかってきて、指定の郵便局まで荷物を取りに行かなければなりません。運良く税金がとられなければ、家まで配達されます。
私は運の良いことに、今回アメリカのAmazonで買ったChromebookは税金を取られず、家まで配達してもらいました。たまたま見つからなかったのか、それともChromebookの価格が200ドルに満たない安いものだったからなのか、それは一般市民にはわかりようが無いですね。
■ASUS C201PA-DS02の外観