今日エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリング傘下のスーパー「イズミヤ」が中国への出店強化を検討しているとのニュースを見ました。ニュース記事はこちら
イズミヤは中国・蘇州で2011年に第一店舗目を出店していますが、2015年から10年間を本格進出に向けた準備期間とし、2018年には中国・寧波に阪急百貨店を出店して中国を中心に海外事業を強化していくそうです。蘇州のイズミヤは、食品スーパーと100店以上のテナントが入る大型商業施設「泉屋百貨」として運営しています。
このニュースをみて私が一番最初に思い浮かべたのはイトーヨーカドーのこと。
1996年から中国展開をスタートしたイトーヨーカドーはここ数年でどんどん店を閉めています。今年は北京で3店舗、2014年から数えると7店舗が閉店しました。北京では現在まだ2店舗が営業中です。また成都では6店舗営業中です。
2014年5月 華堂商場望京店 閉店
2014年8月 華堂北苑店 閉店
2014年12月 華堂商場西直門店 閉店
2015年4月 華堂商場右安門店 閉店
2016年7月 華堂商場大興店 閉店
2016年11月 華堂商場新十里堡店 閉店
2016年12月 華堂商場三里屯店 閉店
イズミヤはヨーカドーの二の舞いにならず、上手く展開していけることを切に望みます。それにしても最近の中国のものすごい勢いとスピードを見ているからか、2015年から準備して2018年にやっと2店舗目というのは随分遅い気がします。大丈夫なのかと心配になってしまいますが、私もすっかり中国に毒されてしまったのでしょうか。中国が早すぎるのか、日本がのんびりすぎるのかは良くわかりませんが、中国に負けないで頑張って欲しいです。