2019年9月18日でVPN-FASTがサービスを終了しました。
原因はやはりShadowsocksの規制でしょう。VPN-FASTは一番メインである接続方式がShadowsocksだったので、流石に国慶節明けまでの長期間サービス停止というのは耐えきれなかったんでしょうね。
Shadowsocksはもはやオワコンか
一時期非常にもてはやされたShadowsocksですが、あっという間に時代遅れの接続方式となってしまいました。VPN-FASTに限らず、どこのVPN業者でもShadowsocksはブロックされています。新しいサーバーを建てても、あっという間に規制が入っている様子です。
この中国のスピードにはVPN業者は当然のこと、利用者もついていくのが大変です。これまでにPPTP、L2TP、OpenVPNが使いものにならなくなり、ついでIKEv2、Shadowsocks、V2rayもすでに危なくなっています。今回の規制ではShadowsocksはほぼ全滅、IKEv2もわりとブロックされている様です。
Shadowsocksは規制されていない時は中国で非常にサクサク繋がる接続方式といえますが、一旦規制が入るともう全然使えません。
今後は有名どころの接続方式よりも、あまり有名でない業者独自に開発した接続方式の方が長生きしそうです。
規制時もつながるVPNを探しているなら
今のところ、私のオススメは相変わらず良之助VPNです。もうかなり長いこと使っています。
特にパソコン用のRyoVPN Chrome版が最強で、規制もなんのその、ここ数年一度も繋がらなくなったことがないパワーを持っています。
携帯はというと、RyoVPNアプリがやはり使いやすいです。流石に1度も繋がらなくなったことがないとはいえないですし、ブロック対策にいろんな接続方式やら、いろんな種類のサーバーを詰め込んでいるので、サーバー選択がちょっと面倒臭いのに難点はあります。HSサーバーだとLINEが使えないなーとか、Hサーバーも早いけどNetflix見れないわ、とか。いつでもどれかは繋がるように、と色々用意されてる分、複雑になっちゃってるところはありますね。
それでもまあ、面倒くさいのは規制入っている間だけですし、つながるのがまず一番なので、あまり文句はいえませんね。ちなみに、良之助VPNはShadowsocksも提供してますが、これはやはりブロックされて国慶節明けまでは使えないとのお知らせが出ています。
ここの一番の魅力は、常に新しい接続方式を模索し、開発を続ける技術力です。今後も頑張ってほしいです。