私が中国でもう7年くらい愛用しているお勧めのVPN「良之助VPN」の、どこが優れているのか?を詳しくご紹介します。この7年で良之助も他社のVPNも色々変化がありましたが、今回は最近の状況になります。
良之助VPNのお勧めポイント:
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パソコンの安定性が最強
正確にいうと、良之助VPNがWindowsとMac用の接続方式として提供している「RyoVPN Chrome版」が最強です。
設定完了後は、Chromeブラウザを開くだけで、まるで日本にいるかのように日本のサイトも中国のサイトもサクサク見ることができます。
また、ボタン一つで簡単にサーバー選択することができ、好きな接続先を選ぶことができます。
中国では年に2、3回程度、いろんな業者のVPNが次々にブロックされるという時期があり、海外大手のVPN業者も餌食となっています。しばらくしたら回復しますが、仕事で使っていたりすると数日つながらないだけでも困ります。そんな中でも「RyoVPN Chrome版」はとにかくブロックに強く、一度もブロックされることなく、ずっと使えています。
仕事でVPNが欠かせない私にとって、これが本当にありがたいです。
BlueSurfaceもパソコンの接続には定評がありますが、「RyoVPN Chrome版」もこれと同じ技術を使っているようですね。Chromiumを利用したプロキシの一種のようです。広く一般的に使われていない接続方式のため、狙われないのがポイントなのでしょう。技術力が高い証とも言えます。
ただこの「RyoVPN Chrome版」には2つ欠点があります。
一つは中国で設定する場合、VPNがないと設定できない点。先にIKEv2式を設定してつなげてからRyoVPN Chrome版を設定するというちょっと面倒くさい仕様になっています。一度設定してしまえば後はめちゃくちゃ快適なんですが、最初ちょっと苦労しないといけません。難しいと感じる方は、遠隔操作で設定してもらえるようサポートにお願いしたら良いと思います。
もう一つは、Chrome内でしかVPNが影響しない点。OutlookやDropboxなどブラウザ外で使用するソフトにもVPNを通したいとか、会社でブラウザはIEしか使ったらダメとかだと、RyoVPN Chrome版ではなくIKEv2を使うしかありません。
IKEv2を使うしかない、というと、IKEv2はそんなにダメなの?と思うかもしれませんが、普段は別に問題ありません。RyoVPN Chrome版の方がサーバーの切り替えなど、使用上便利な印象はありますが、つながれば別にどっちでもいいですよね。ただ、IKEv2は中国で広く使われている接続方式な分、ブロックされやすい傾向があります。つながらなくなった時に、これはサーバーがブロックされたのか、それとも他に何か問題があるのか、とイライラさせられるより、毎日何のストレスもなく使用したいなら、RyoVPN Chrome版がやはり一番です。
携帯アプリで設定や接続が簡単
今やパソコンがなくても携帯さえあれば十分という人も多い時代。携帯アプリも当たり前のように皆使っていますが、日系VPN業者では意外と自社のVPNアプリがないところも多いです。アプリ開発はお金も労力もかかりますしね。
最近Shadowsocksが新しい接続方式として注目されており、多くのVPN業者が次々とShadowsocksを採用し始めました。私もShadowsocksが広まり始めた当初は「これはいい!」と思っていたのですが、最近はShadowsocksもかなり有名になってきて、「Shadowsocksなのにブロックされた!」という話も聞くようになってきました。
良之助VPNのShadowsocksは提供当初は不安定だったり、サーバーを変えたからQRコードを読み込み直してと言われたりと何かと面倒がありましたが、最近は落ち着いて普通に使えます。
でも私としては、RyoVPNアプリの方がおすすめな感じです。接続方式が不明ですが、サーバーも多いし、いちいちサーバーごとにQRコードを読み込む手間がなく、快適に使えます。設定もアプリをダウンロードしてログインするだけなので、簡単ですね。
ただ周りの評判を聞くと、どうも中国電信のネットを使ってる人はRyoVPNアプリが繋がりにくい傾向があるようです。中国電信ならShadowsocksの方がいいかもしれません。
LINEやNetflixなどもちゃんと繋がる
以前、よく「VPNに繋いでいるのにLINEがつながらない!」と言っている人をよく見かけましたが、良之助VPNではiPhoneでもAndroidでも、ちゃんとつながります。また、NetflixやHulu、AbemaTV、Gyao、TVerなど、「日本国外からの接続、VPN・プロキシ経由の接続等では見れません」とされているサービスも見ることができます。
ただこれらには特別なサーバーを使っているようで、良之助VPNではこういったLINEや「日本国外からの接続、VPN・プロキシ経由の接続等では見れません」とされているサービスを見れるサーバーと、通常のVPNサーバーの2種類(もしかしたら3種類?)あって、サーバーを使い分ける必要があります。
これらを見れるサーバー
RyoVPN Chrome版:Japan8、Japan9
RyoVPNアプリ:Rサーバー(東京-R1、大阪-R1など)
IKEv2式:サーバー名の後ろが「.xyz」になっているもの
Shadowsocks:サーバー名の後ろが「.xyz」になっているもの
複数の接続方式があるから保険になる
上で4つの接続方式についてかきましたが、接続方式が多くてよくわからない、という方はこちらを参考にしてください。
ちなみに良之助HPの説明によると、いろんな接続方式を出しているのは万が一ブロックがあった時の保険だそうです。一つの接続方式が一時的に使えなくなっても、別の接続方式でつなげられれば安心ですね。
VPNで一番困る、「つながらない」を解決してくれる
私が良之助VPNを押す一番の理由がこれ。どこのVPNを使っているにしても、一番困る事は、何と言ってもつながらない事。
でも一言で「つながらない」といっても、その原因は人それぞれ。
最初から一度もつながらない場合もあれば、今まで調子良かったのに急につながらなくなる場合もある。全然つながらないわけじゃないけど、なんか遅い、ってこともある。サポートに問い合わせてもテンプレ返信で、イライラさせられることもよくあることですね。こんな時、良之助なら親切に対応してくれます。
VPNでつながらない原因の一例
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上記はただの一例なので、他にもつながらなくなった、不安定になったといった原因はたくさんあるでしょう。
これだけの可能性の中から、今自分がつながらない原因を探し出すことは素人には難しい。だからこそ大事になってくるのが「問い合わせ先」の存在です。
外国系の大手はつながっている時はいいのですが、つながらなくなった時に問い合わせられるだけの英語力がないと解決できません。
日系は土日はサポートお休みで平日も10時〜18時のところが多いです。
その点、良之助は日本語対応で、平日も土日も10時〜22時まで、返信も早いので安心です。
さらにすごいのが、パソコンなら遠隔操作してくれる点。(※携帯は無理です。)
サポートでよくあるのが、「設定に間違いはありませんか?設定方法を確認してください」とかいって設定方法のリンクが送られてくる、というもの。これを見ると、もう思わずムキーッ!!ってなりますよね(笑)
その点良之助なら、頼めば無料で遠隔操作で設定してくれるし、その他どこに問題の原因があるのか調査し、解決してくれたり、アドバイスしてくれたりします。
新規キャンペーン中!(2019年4月末まで)
良之助VPNでは現在「春のご新規様ご優待セール」というキャンペーンを実施中です。
キャンペーン期間中に無料体験を申し込むと、有料商品が20%オフになる割引コードをもらえるようです。
過去を見ると、良之助はだいたいご新規様キャンペーンとお得意様キャンペーンを連続でやる傾向にあるので、もしかすると次、お得意様キャンペーンやるかもしれませんね。期待大です。
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コメント
はじめまして、jiamingと申します。
いま中国に住んでいてVPNの導入を考えていたら、この記事を読ませていただきました。
良之助VPNは今現在スムーズに使えていますでしょうか?
YouTubeや、HULUなどの日本の動画サービス、メルカリなどの日本限定のサービスなどが使えると助かるのですが。
状況を教えていただけると助かります。
コメントありがとうございます。
良之助VPNは今も昔もずっとスムーズに使えてますよ。
YoutubeもHULUも観れますが、メルカリは使ったことがないのでよくわかりません。
多分大丈夫だと思いますが、心配だったら良之助に直接問い合わせてみたら良いと思います。