2020年3月追加情報:
・中国にて2020年2月1日からShadowsocksの大規模規制が発生。現在も継続中。今までで最も長い期間規制が続いています。
2019年10月追加情報:
・VPN-FASTがサービス終了しました。
中国向け日系有料VPN 14サイト一覧
中国向け日系有料VPN一覧 です。ここ5年くらいでVPN業者も随分増えましたので、それぞれの特徴が簡単にわかるように表にしました。
以前は提供者が謎のVPN業者が多かったですが、今では会社情報を載せている業者がほとんどとなりました。電気通信事業届も出してあるところが多くなり、大分安心できるようになってきました。
ここでは私が長年メインで使っている良之助VPNをお薦めとして、一番上に持ってきましたが、あとはサービス提供開始が古い業者から順に並べています。また、価格を1ヶ月で統一していますが、コースなどで値段(コスパ)が変わりますし、各業者ごとでお得な割引やキャンペーンなどもあります。
ランキング形式で優劣の評価をつけるつもりはありません。書ききれなかった特徴や、一言では説明できないシステムなどもたくさんありますので、このリストはあくまで目安程度とし、詳しくは各業者のホームページをご覧になり、自分のニーズに一番合った業者を見つけてください。各業者の名前をクリックするとその業者のホームページに飛ぶようになっています。
また、「ここの情報間違ってるよ!」とか、「以前はそうだったけど変更されたよ!」とか、「ほかにこんな業者もあるよ!」などの情報がありましたらコメント欄に書き込んでいただけますと、より正確な情報を共有できますので、情報をお持ちの方はぜひご提供ください。よろしくお願いします!
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良之助VPN ■価格:850円/月〜 8500円/年〜 170円/3日〜 コースによる。 ■無料体験:1週間 ■支払方法:クレジットカード、銀行振込(SBI銀行・ゆうちょ銀行) ■同時接続数:1アカウント最大3台まで。 ■接続方式:iOS・Android版RyoVPNアプリ、Chrome・Firefox版RyoVPN拡張、IKEv2、Shadowsocks ■サポート時間:年中無休 中国時間 10:00~22:00 ■サービス開始時期:2011年12月 ■特徴:RyoVPN Chrome版とRyoVPN Firefox版は自社開発の接続方式で中国の規制ブロックに非常に強い。メール以外に遠隔サポートもあり。サポート返信が早い。接続不可が認められた場合は返金あり。自社のVPNアプリやShadowsocksアプリがあるところは珍しい。NetflixやTVer、AbemaTVなども見れる。無料の「インスタントVPN」も運営している。 ■会社名:㈱ジェネレイトライン |
どこでもVPN ■価格:980円/月 70元/月 9996円/年 ■無料体験:1週間 ■支払方法:クレジットカード、銀行振込(ジャパンネット銀行・中国工商銀行) ■同時接続数:1台(4アカウント購入で+1アカウント分、8アカウント購入で+2アカウント) ■接続方式:Windows専用高速アプリ、SOCKS5、PPTP、L2TP ■サポート時間:9時から18時(日本時間) ■サービス開始時期:2010年5月 ■特徴:日系で一番早く中国向けVPNサービス提供を開始。以前は「中国向け」を全面に推していたが、現在は「海外で日本の動画が見れる」という方向にシフトチェンジした模様。場合によって返金あり。 ■会社名:Asia Internet Business Consulting |
VPN NINJIA ■価格:1,500円/月〜 15000円/年〜(コースによる) ■無料体験:なし ■支払方法:クレジットカード、銀行振込 ■同時接続数:1台(法人向け複数台あり) ■接続方式:PPTP、L2TP、SSTP、IKEV2、OpenVPN、PacketiX、AnyConnect ■サポート時間:平日9:00~18:00 ■サービス開始時期:2010年10月 ■特徴:法人向けプランあり。接続方式が多くプロ仕様の印象。英語サイトあり。いかなる場合も返金なし。 ■会社名:Athmo i’ll Co.,Ltd. |
マイIP ■価格:1,100円/月〜(コースによる) ■無料体験:最大2ヶ月 ■支払方法:クレジットカード、口座振替 ■同時接続数:1台 ■接続方式:PacketiX VPN、L2TP、PPTP、SSTP、OpenVPN ■サポート時間:セルフサポートシステムで自己解決 ■サービス開始時期:2011年10月 ■特徴:固定IPサービス。中国での個人VPN使用目的ならセカイVPNの方がお薦め。 ■会社名:㈱インターリンク |
BlueSurface ■価格:1,320円/月 6050円/180日 420円/8日 ■無料体験:7日 ■支払方法:クレジットカード、銀行振込(中国銀行、楽天銀行) ■同時接続数:無制限 ■接続方式:VPNとは異なる技術との記載(専用ブラウザ)、Shadowsocks ■サポート時間:平日9:00〜17:00(日本時間) ■サービス開始時期:2011年10月 ■特徴:パソコンは独自の接続方式でブロックされにくい。専用のブラウザ(Chromiumに基づいて開発されたもの)が必要。Android/iPhone/iPadはShadowsocks。8日、15日の短期プランもあり。接続不可の場合は返金あり。 ■会社名:㈱BlueSurface |
Asia VPN ■価格:980円/月 5880円/180日 ■無料体験:7日間(Paypal認証の場合) ■支払方法:クレジットカード、銀行振込(三井住友銀行) ■同時接続数:1台 ■接続方式:Shadowsocks、Socks5、暗号化プロキシ、V2Ray、WireGuard、OpenConnect、IKEv2、Open VPN、PPTP、L2TP、SSTP ■サポート時間:記載なし ■サービス開始時期:2012年2月 ■特徴:定期購読(自動引落し)あり。Netflixも見れる。 いかなる場合も返金なし。運営会社の記載も特定商取引法に基づく表記もない。 ■会社名:不明 |
スイカVPN ■価格:950円/月 9120円/年 ■無料体験:14日 ■支払方法:クレジットカード ■同時接続数:1台 ■接続方式:Shadowsocks、PPTP、L2TP ■サポート時間:平日9時から18時(中国時間) ■サービス開始時期:2012年7月 ■特徴:ホームページが可愛く初心者向けでわかりやすいが、中国の規制ブロックに強くないのはQ&Aを見ても明らか。LINEやNetflixも見れる。繋がらなくても返金なし。他社が違う接続方式にシフトチェンジしていく中、未だにPPTPやL2TPで頑張っているのはある意味すごい。2020年2月1日から規制によりShadowsocks停止中。 ■会社名:以前は㈱MAJ Locaだったが、今はCAPEES Limited. に変わっている。香港の会社になったようだ。 |
チョモランマVPN ■価格:980円/月 9028円/年 ■無料体験:100円で10日間 ■支払方法:クレジットカード、銀行振込(PayPal経由で中国建設銀行) ■同時接続数:アカウント2つ ■接続方式:PPTP、L2TP、Shadowsocks ■サポート時間:平日9時から18時(中国時間) ■サービス開始時期:2013年6月 ■特徴:スイカVPNと同じ会社。たまにキャンペーンをやっている。繋がらなくても返金なし。2020年2月1日から規制によりShadowsocks停止中。 ■会社名:以前は㈱MAJ Locaだったが、今はCAPEES Limited. に変わっている。 |
プラネットVPN ■価格:700円/〜 8000円/年〜(コースによる) ■無料体験:7日 ■支払方法:クレジットカード ■同時接続数:1台 ■接続方式:IKEv2 ■サポート時間:記載なし ■サービス開始時期:2013年7月 ■特徴:定期購読(自動引落し)あり。繋がらなくても返金なし。接続方式がIKEv2のみなのは心もとない。 ■会社名:EFG.design㈱ |
ホープムーン ■価格:300円(税抜)/月 3000円(税抜)/年 ■無料体験:初月無料 ■支払方法:クレジットカード、銀行振込(ジャパンネット銀行)、WeChat ■同時接続数:6台 ■接続方式:PPTP、L2TP、SSTP、OpenVPN、ソフトイーサ、Chrome SOCKS4プロキシ、windows専用アプリ、socks4、socks5、Shadowsocks ■サポート時間:記載なし ■サービス開始時期:2013年12月 ■特徴:とにかく安い。人民元払い可。WeChatは年払いのみ。同時に6台まで利用可能。場合によっては返金あり。 ■会社名:㈱ホープムーン |
セカイVPN ■価格:1,080円/月 ■無料体験:最大2ヶ月 ■支払方法:クレジットカード、口座振替 ■同時接続数:最大3台 ■接続方式:PPTP、L2TP、OpenVPN、IKEv2、セカイブラウザ ■サポート時間:セルフサポートシステムで自己解決 ■サービス開始時期:2014年8月 ■特徴:定期購読で自動引き落とし。よくある質問は充実しているが問い合わせはしにくい。比較的大きな会社で人気も高いが、利用者が多いゆえに狙われてブロックされやすい傾向もある。 ■会社名:㈱インターリンク |
PO3.VPN ■価格:850円(税抜)/月〜 500円(税抜)/5日〜(コースによる) ■無料体験:10日 ■支払方法:クレジットカード ■同時接続数:最大4台(パソコン1台、スマホ3台) ■接続方式:L2TP、OpenVPN、PISTN(プロキシ) ■サポート時間:記載なし ■サービス開始時期:2015年1月 ■特徴:定期購読で自動引き落としあり。PISTNは自社開発。パソコンで使えるPISTNは規制に強いが携帯は規制に弱い。Mac非対応。 ■会社名:合同会社 Pass It |
月餅VPN ■価格:900円(税抜)/月 9600円(税抜)/年(コースによる) ■無料体験:7日間(自動引落しなら最大1ヶ月無料) ■支払方法:クレジットカード、銀行振込(ジャパンネット銀行) ■同時接続数:3台 ■接続方式:ShadowSocks、OpenConnect、IKEv2、V2Ray ■サポート時間:平日11時〜16時(中国時間) ■サービス開始時期:2015年3月 ■特徴:サポート時間が短い。いかなる場合も返金なし。 ■会社名:㈲キッチンスタジオ |
かべネコVPN ■価格:880円/月+最長15日繰越 5,760円/年+最長6ヶ月繰越(コースによる) ■無料体験:2週間 ■支払方法:クレジットカード(PAYPAL)、銀行振込、Wechat Pay、AliPay ■同時接続数:4アカウント ■接続方式:OpenConnect、Shadowsocks、IKEv2、PPTP、L2TP ■サポート時間:不明 ■サービス開始時期:2014年12月 ■特徴:使えない日、使わない日があった場合繰り越せる。1年契約だとかなり安い。規制に強いとは言えないが安いし普段は問題ない。 原則返金なし。 ■会社名:株式会社エフネット |
コメント
はじめまして。VPNに申し込みたいのですが、業者へのアクセス方法をご教授いただけませんでしょうか?
私は現在北京で生活しており、今までVPNなしで過ごしていました。しかしご存知の通り政府の締めつけが厳しく、昨日はついにgooまで検索できなくなってしまいました。そこで今さらですがVPNに加入しようとしたところ、申込みどころかVPN業者のホームページにすら辿り着けません。貴方のブログのリンクからも何度も試しましたが、かなり通信に時間がかかった上、結局接続エラーになってしまいます。この様な状況下でVPN業者へのアクセス方法があれば、お教えいただけませんでしょうか?よろしくお願いします。
ブログ訪問&コメントありがとうございます。
このブログは見れるんですよね?
下記のリンク、やっぱり開けないですか?
https://ryonosuke.jp/
良之助VPNはサポート用のメールアドレスもあるので、メールできるのであれば下記のメールアドレスに直接問い合わせてみてはいかがでしょうか?
query@goodsrv.com
上手くいくといいですね。
ありがとうございます。規制が緩まったのか、午後からはgoo含め、いろいろなサイトが再び見られるようになりました。
今後焦らないように、今のうちにVPNに入っておこうと思います。
かべネコVPNです。ご紹介いただき,ありがとございます。
サービス開始時期は 2014年 12月 からおこなっております。
また,ビジネスプランでは OpenConnect 方式(OpenVPNとは別方式)も提供中。2か月試用無料です。
https://biz.catswall.net/
よろしければ情報更改頂ければ幸いです。
ご連絡ありがとうございます。
いつの間にかビジネスプランが追加されたのですね。
このリストはできるだけ情報を統一するために基本的には個人向けのみ記載し、企業向けは省いていますが、一応追加記載させていただきました。
良之助VPNの裏メニューはどうやって設定したら良いですか?4台接続したいのですが。
良之助VPNのサポートに連絡して、4台同時接続の料金を聞いてください。
その分の料金を支払えば4台使えるようになると思います。
ご回答ありがとうございました。
てっきり3台分の契約で6台接続できる方法があるのかと勘違いしていました。